通信社・新聞社・WEBメディアの記事にある「第3の性」は、何を指す用語なのか

筆者は、日本でXジェンダーに当てはまる性同一性に関する活動をしている。

Xジェンダーは、性同一性が中性・両性・無性・不定性・男でも女でもない性同一性であることは分かったが、どんな性同一性なのかは分からないなどの人たちのことの総称である。

そのXジェンダーに関することを調べるための一環として、インターネット上で読める日本の通信社と新聞社・WEBメディアの記事を集めている。

Xジェンダーは日本で作られた和製英語で、日本以外の国では通じない可能性が非常に高い(吉永みち子著「性同一性障害ー性転換の朝」(集英社刊)の第4章「性を越境する人々」を参照)。そのため、日本以外の国のXジェンダーに相当する人たちに関する記事をネット検索する時のキーワードの1つに「第3の性」がある。

日本以外の国の記事は、英語で書かれた記事を日本語に翻訳されることが多いのか、「Third Gender」を日本語に翻訳された「第3の性」が書かれていることがある。

「第3の性」という用語が意味することが記事によって異なるので、ブログにメモとして残しておく。筆者が記事執筆時点で分かったことを残しておくので、不十分な可能性もある。更に分かったことがあれば、随時追記する。

・トランスジェンダー
・性別適合手術を受けていて、性別の移行が途中で見た目の性別が曖昧な人の性別
(オーストラリアなどのパスポートの性別表記でXに当てはまる人)
・インターセックスで行政上の書類の性別を男・女のどちらかにしない人の性別
・トランスジェンダー・インターセックスの人両方

実際に日本語に翻訳された記事にある「第3の性」がXジェンダーに当てはまる性同一性の人を含む用語なのか、そうでない用語なのかは、判断できない。または、判断するべきでないと思う。さらに調べていく必要がある。

リンク(AFP通信)
2013年6月15日「公的文書の性別に第3の選択肢、オーストラリアが新指針発表」
https://www.afpbb.com/articles/-/2950464
2013年11月21日「ドイツで第3の性の選択が認められる、欧州初」
https://www.afpbb.com/articles/-/3002537

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