ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(以下、VISA)は、2019年11月14日(木)、同日からGoogleが提供するモバイル決済サービス「Google Pay」に登録したVISAデビットカードでNFCを利用した非接触型決済の「VISAのタッチ決済」が利用できるようになると発表しました。
Google PayでVISAのタッチ決済が利用できるVISAデビットカードを発行する銀行は、ジャパンネット銀行、ソニー銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行の6行です。
日本向けGoogle Payは、2017年9月23日(土)にFelica方式の電子マネーである楽天Edy、nanacoに対応することで開始しました。後にSuica、WAON、QUICPay、QUICPay+、iD、iD DEBITに対応しました。今回対応したVISAのタッチ決済(旧VISA payWave、他国での現在の名称は、VISA Contactless)は、クレジットカード、デビットカードなどの国際ブランドのNFCを利用した非接触型決済のEMV Contactlessの1つです。VISAのタッチ決済に対応したことで、日本向けGoogle PayもAppleが提供する日本向けApple Payと同様にEMV Contactlessでの決済が可能になりました。
今回、Google PayでVISAのタッチ決済の利用できるカードがデビットカードのみであるため、注意が必要です。まだ上記の対応する銀行のデビットカードをお持ちでない方は、対応するデビットカードを発行する銀行の口座とデビットカード入手する必要があります。
VISAの発表から1日経った翌11月15日(金)になってもGoogleの日本法人であるGoogle合同会社から日本向けGoogle PayのVISAデビットカードでのVISAのタッチ決済への対応に関するプレスリリースは、ありません。
追記
2019年11月16日(土)
日本向けGoogle PayでVISAのタッチ決済を利用するには、OSにGoogleのAndroid 5.0以上(Android 5.0以上をカスタマイズしたOSも含む)を採用したAndroidスマートフォンにNFCが搭載されている必要があります。VISAのタッチ決済はNFCで非接触型決済を行うため、Google PayがVISAのタッチ決済に対応する前に必須としていたFelicaを搭載し、おサイフケータイに対応したAndroidスマートフォンである必要はありません。しかし、Google PayでFelica方式の電子マネー(楽天Edy、nanaco、Suica、WAON、QUICPay、QUICPay+、iD、iD DEBIT)とNFC方式のVISAのタッチ決済の両方を利用するためには、FelicaとNFCを搭載し、おサイフケータイに対応したAndroidスマートフォンが必要です。
リンク
https://www.visa.co.jp/about-visa/newsroom/
press-releases/nr-jp-191114.html
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