日本郵便株式会社は、2019年10月25日(金)に2020年2月3日(月)から全国65の郵便局でゆうパックの料金や郵便料金などをキャッシュレス決済で支払いに対応すると発表しました。2020年5月には、キャッシュレス決済での支払いに対応する郵便局を約8,500の郵便局に増やす予定です。
https://www.post.japanpost.jp/notification/
pressrelease/2019/00_honsha/1025_01.html
同時に、三井住友カード株式会社、株式会社NTTデータ、パナソニックシステムソリューションズジャパン株式会社が合同で決済スキーム、アクワイアラ、モバイル決済端末で郵便局のキャッシュレス決済を全面サポーとすることを発表しました。
三井住友カード:https://www.smbc-card.com/
company/news/news0001483.pdf
NTTデータ:https://www.nttdata.com/jp/ja/news/
release/2019/102501/
パナソニック システムソリューションズ ジャパン:https://news.panasonic.com/jp/press/
data/2019/10/jn191025-2/jn191025-2.html
日本郵便株式会社によるプレスリリース、三井住友カード株式会社、株式会社NTTデータ、パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社によるプレスリリースの内容を簡単にまとめると、以下の通りになります。
・決済スキーム:NTTデータ クラウド型総合決済プラットフォーム「CAFIS Arch」
・アクワイアラ:三井住友カード
・決済処理の端末:パナソニック社製 モバイル端末「JT-C522」
*JT-C522 1台で全てのキャッシュレス決済(磁気カード、接触ICカード、非接触型ICカード、QRコード・バーコード決済)の決済処理を行う
・支払いに利用できるキャッシュレス決済
電子マネー:Suica、ICOCAなどの交通系ICカード、WAON、iD、QUICPay、QUICPay+
クレジットカード、デビットカード、国際ブランドのプリペイドカード
VISA、MasterCard、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners Club、銀聯(Union Pay)
EMV Contactles、NFC Pay
VISAのタッチ決済(VISA Contactless)、Mastercard Contactless、QuickPass(銀聯のNFCを使った非接触型決済)
QRコード・バーコード決済
ゆうちょ Pay、Amazon Pay、au PAY、d払い、LINE Pay、メルペイ、
Origami Pay、PayPay、 楽天ペイ(アプリ決済)、Alipay、WeChat Pay
*QRコード、バーコード決済は、JT-C522のカメラで各決済サービスのQRコード・バーコードを読み取り、StarPayのシステムを利用して決済が処理される
JT-C522は、Panasonic社製のJT-C52シリーズの非接触ICカード決済に対応したモバイル決済端末です。PanasonicのYouTubeチャンネルに「JT-C520シリーズ」の発表会の動画がありました。
ゆうちょ銀行では電子マネー機能を付けたキャッシュカードを発行開始した最初の頃は、搭載された電子マネーがEdy(現楽天Edy)でした(現在は、JR東日本のSuicaを搭載したキャッシュカードを発行)。しかし、郵便局で楽天Edyでの支払いは、できるようになりません。そのため、 楽天Edyに名称変更される前のEdyのロゴマークが付いているゆうちょ銀行のキャッシュカードを今現在も所有している方は、注意が必要です。
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