大学の法学部で刑法を学んだ。
刑法の授業で学んだ時に疑問に感じながら「疑問に思う」だけだった。
しかし、今は疑問に思うだけにしたくない。
それは何かというと、
刑法がヘテロ男性で障害がない人の視点で作られているということ。
最近、強姦罪についてのニュースがいろんなニュース番組で報道されている。
それで強姦罪について調べたら
強姦罪の被害者は女性のみで、強姦罪と同じことが被害者が男性で加害者が女性で行われたとしても被害者が男性だと強制わいせつ罪にしかならない、著しい精神障害がある人や知的障害者が強姦の被害にあっても準強姦罪にしかならないということが分かった。
強姦罪のことだけを見ても加害者が男性で被害者が女性に限定していることは、男性が被害にあってしまった場合は不利だし、障害があるというだけで準強姦罪にされてしまうっていろんな人への配慮が無さ過ぎる。
それに知的障害者も精神障害者だって被害にあってしまった時に抵抗する。それを加害者を裁く裁判で強姦罪にしないで準強姦罪にしてしまうことは差別だと思う。
犯罪は起きないでほしいが、
起きてしまった時に被害者が更に不利になることがないよう犯罪の被害者になってしまうであろう人を想定できるだけ記載(性犯罪の場合は被害者・加害者が共に同性のケースも)し、障害があるなしに関わらず同じ罪になるようにしてほしい。