子供の頃からどうしてもできないことがある。
自分のことを「私」「俺」「僕」と言うこと。
小学生の時には一人称をどれにしたらいいか分からず、人と話す時には一人称なしで話していた。
だから、たまにどうして「自分は一人称が言えないんだろう」と思う時があり、言ってみようとしたけど言えなかった。
友達が一人称を平気で言っているのを「何で一人称が言えるの?」って疑問に思うこともあった。
今は、自分の一人称を「自分」にしている。
自分というようになったのはいつなのかはっきりとした時期は覚えてないが、自分っていうようになったのってここ数年だと思う。
2、3年前に一人称について色々考えたことがあって、英語の一人称の主格「I」みたいに日本語も一人称が一つだったらいいのにって思った。一人称が一つなら日本語を話す人全員が同じ一人称を話すことになる。そうしたら自分も一人称で困ることはない。