トークイベント「エスの文學世界」に行ってきました。

自分は、高校生の時に実家から一番近い書店(今はもうない)で小説「下妻物語 ヤンキーちゃんとロリータちゃん」を買って読んだことをきっかけに嶽本野ばらさんの作品をいくつも読んでいます。

今読んでいる小説は嶽本野ばらさんの小説「カフェ小品集」です。

それで今日、2013年8月24タレントの牧村朝子さんと文筆家の嶽本野ばらさんのトークイベント「エスの文學世界」に行ってきました。

正直にいうと「エス」が何か知らずに行きました。

会場は表参道にあるゲイカルチャーカフェ「gossip」でした。

「エス」は、sister(シスター)の略です。
エスの説明は難しくて今の自分にはできないので省略します。

トークイベントでは、「エス・百合・レズビアン」の違いや野ばらさんの小説についてのお話があってすごく面白かったです。

明治時代や大正時代にエスの関係になった女の人同士で自殺するということがいくつもあったそうで、明治維新が起こり、外国の文化を取り入れるようになった日本で女の人同士の自殺があったことは本当に悲しいと思いました。一般的に言われている同性同士の人たちが親密になったって自殺なんかしなくてもいいはずなのに、世間の目や家族との関係、時代背景が自殺を選択するしかないとまでその人たちを追い込んでしまった事実があったということは残念でなりません。

エスに関するお話を聞きながら「下妻物語」の竜ケ崎桃子(以下、桃子)が原付のバイクに乗ってレディースの仲間と喧嘩する白百合イチコ(以下、イチコ)を助けに行ったりするところを勝手にエスといえるのではないかと想像していました。
最初は、イチコが龍ケ崎桃子を気に入って頻繁に桃子の家まで行くようになるのですが、後半ではイチコのために桃子が行動するのです。二人の親密な関係性をエスにしても話が通じるような気がします。

嶽本野ばらさんの小説に関するお話を聞いていたら、なぜ野ばらさんの小説を読み続けるのか分かりました。野ばらさんの小説には「私とあなた」が書かれているからです。読めば男の人と女の人の話だということは分かりますが、そのことを意識せずに読める作品になっているのです。
そのことが分かったことで、野ばらさんの小説を読むことで救いを求めていたんだということに気が付きました。

今日は、トークイベント「エスの文學世界」に行って良かったです。

追伸
今回のトークイベントで自分は男ではない(女でもない)ですが、「男に見える人」は自分だけでした。参加された方は自分以外女に見える人ばかりでした。
なぜか分かりませんが、自分は、セクシュアリティのことになると「男に見える人」ばかりがいる場が苦手で、女の人が多くいる場にいることが多いです。

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