メディアで「説明されるセクシュアルマイノリティ・LGBT」と「説明されないセクシュアルマイノリティ・LGBT」

最近、セクシュアルマイノリティ・LGBTのことが新聞、テレビ、雑誌、ラジオなどの媒体で取り上げられることが多くなりました。

いろんな媒体でセクシュアルマイノリティ・ LGBTのことが取り上げられることが多くなりましたが、取り上げられる度にセクシュアルマイノリティ・LGBTについての簡単な説明があります。

そのセクシュアルマイノリティ・LGBTの説明をいくつか書いてみます。

①性的マイノリティであるLGBT(ゲイ・レズビアン・バイセクシュアル・トランスジェンダー)
②ゲイ・レズビアン・トランスジェンダー(性同一性障害)などのLGBT
③LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーの総称)
④レズビアンやゲイなどの頭文字からLGBTといわれる性的少数者
⑤同性愛者と性同一性障害など性的マイノリティ

これら5つのセクシュアルマイノリティ・LGBTの説明はセクシュアルマイノリティ・LGBTのことで社会にいいたいことの1つである「性の多様性」をきちんと伝えられる説明になっているでしょうか?
考えてみたいと思います。

まず初めにセクシュアルマイノリティ・LGBTとされるセクシュアリティの人を書けるだけ書いてみます。

・バイセクシュアル
・レズビアン
・トランスジェンダー
・ゲイ
・パンセクシュアル
・アセクシャル(無性愛、非性愛)
・クィア
・クエスチョニング
・Xジェンダー(中性・両性・無性・不定性・性自認が男でも女手もないことは分かったが、その性自認が何かまではまだ分かってないなど)

セクシュアルマイノリティ・LGBTを書けるだけ書きましたが、書けていないセクシュアリティがまだまだあると思います。書けてないセクシュアリティに当てはまる人々をいないこと、見えないことにするつもりはありません。自分の知識不足が原因です。ごめんなさい。

次に上記の①から⑤までの説明で「性の多様性」が伝えることができる説明か考えていきたいと思います。

①から⑤の説明で取り上げられているセクシュアリティは、ゲイ・レズビアン・バイセクシュアル・トランスジェンダーです。
⑤の説明だと「同性愛者と性同一性障害など」と書かれていますが、はっきりと書かれているのは、同性愛者と性同一性障害だけです。

ゲイ・レズビアン・バイセクシュアル・トランスジェンダー以外のセクシュアリティの人は「など」で省略されてしまうか、省略どころか触れられてすらいません。

「など」で省略されてしまうか、触れられてすらいない「ゲイ・レズビアン・バイセクシュアル・トランスジェンダー」以外のセクシュアリティがいるのにセクシュアルマイノリティ・LGBTのことを触れているといって「性の多様性」を説明しているとはいえないと思います。

これでは、セクシュアルマイノリティ・LGBTについて知識がない人、関心がない人が「など」で省略されてしまうか触れられてすらいないセクシュアリティのことを「そんな人もいるんだ」と気が付ける、知ることができないです。

セクシュアルマイノリティ・LGBTに当てはまる人々は「ゲイ・レズビアン・バイセクシュアル・トランスジェンダー」だけではありません。
この4つ以外のセクシュアリティを「など」で省略してしまったり、触れてすらいないとなると、社会にそのセクシュアリティに当てはまる人たちはいないとことになったり、見えないことになります。

セクシュアルマイノリティ・LGBTのことを新聞、テレビ、雑誌、ラジオなどの媒体で取り上げられる人は、「ゲイ・レズビアン・バイセクシュアル・トランスジェンダー」だけ書いて、それ以外のセクシュアリティは「など」で省略したり、触れてすらいない説明の仕方を今すぐにでも止めて、この説明では十分でないことに気付いていただきたいです。

そして、今までセクシュアルマイノリティ・LGBTのことで説明してこなかった「パンセクシュアル・アセクシャル(無性愛、非性愛)・クィア・クエスチョニング・Xジェンダー(中性・両性・無性・不定性・性自認が男でも女手もないことは分かったが、その性自認が何かまではまだ分かってないなど)」のことも説明するようにしてほしいです。

そうでないといつまで経ってもセクシュアルマイノリティ・LGBTの中で「説明されるセクシュアリティ」と「説明されないセクシュアリティ」という構図が存在し続けます。

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