シンガーソングライターのアンジェラ・アキさんが来年に行うライブツアー終了後に日本での音楽活動を終了します。
来年2014年秋からアメリカの音楽大学で音楽を勉強するそうです。
アンジェラさんご本人が今日、2013年11月29日(金)に公式WEBサイトとFacebookアカウントで発表しました。
今回は、(早すぎますが)お礼の気持ちとしてアンジェラさんに対する思いなどをこのブログに書きます。
2005年11月当時の自分は、高校3年生の17歳でした。
高校生1年生の自分は、テストで高得点が取れるほど頭が言い訳ではないのに入学した高校の一番上のクラスに入りました。
一番上のクラスに入ったことで無理してまで勉強していました。
それが直接の原因か分かりませんが、勉強をしたくなくなるほど現実から逃げたいと思うようになりました。
それから1年半ぐらいの間、数回家出をしたり、部屋に閉じこもったりして、現実から逃げたり、自分の人生を終わらせようとしていました。
高校3年生の時はそのようなことを思わなくなりましたが、「(願望を含めて)20歳には自分の人生は終わる」とは思い続けていました。
そんな高校3年生17歳の2005年11月にNHKの「POP JAM」に出演し、「HOME」という曲の演奏でアンジェラさんを初め見ました。
アンジェラさんの演奏を聴きながら、自分は「この曲(HOME)は自分のための曲」と勝手に思いました。
「HOME」を聴いた時の衝撃は今までに聴いた曲の中で一番凄かったです。
言葉にできないぐらい、聴いている自分に訴えかけてくることがありました。
勝手にHOMEを「自分のための曲」と思ったことで、20歳で自分の人生は終わると思わなくていいようになりました。
自分の負の感情を「HOME」が消してくれました。
それから、アンジェラさんの曲を聴くようになりました。
2006年2月から2010年10月まで年に多い時は年に6回ほど、アンジェラさんのイベント、ラジオの公開生放送、ライブ、ファンクラブイベント、ファンクラブ限定ライブに行きました。
ライブに行くと毎回アンジェラさんに「これからも生きていこう」と思える強い力をもらいました。
2008年12月の日本武道館でのライブで披露された「レクイエム」は初めて聴く曲なのに聴きながら号泣していました。
自分が家族の中で一番好きな祖母が亡くなって1年以上経っても祖母の死を受け入れていなかったこともあり、「レクイエム」の歌詞と曲によって自分の中にある祖母への思いが涙として出てきたんだと思います。
アンジェラさんのライブでは毎回といっていいほど泣きました。泣くというより涙を出して心に溜まったゴミを捨てると言った方が正しいですかね。
それぐらい好きなアンジェラさんが、日本での音楽活動を停止することは、正直言って残念です。アメリカに行っても新しい曲を発表し続けてほしいです。
しかし、アンジェラさんはいつも「夢に向かって進む」ことや「今の音楽のレベルを上げる」ことを常に考えていることが分かる発言をする方です。
ご自分で今するべきことは何かを考えた上での決断であるならアンジェラさんの曲を聴き続ける者として応援したいと思います。
また日本での音楽活動を再開する時が来たら、パワーアップしたアンジェラさんを見たいです。
その時に自分もパワーアップしているよう、とにかく生きていたいと思います。
アンジェラさんの曲に出会えて、本当に良かったです。2005年に「HOME」を聴かなかったら自分は今生きていないと思います。生きていたとしても今も「人生を終わりにしたい」と思い続けていると思います。それぐらい、あの時の自分は生きていくことが嫌でした。
最後に自分が特に好きなアンジェラアキさんの曲を上げます。
・HOME(自分が今生きていられるのはこの曲のおかげです。)
・愛と絆創膏(この曲を初めて聴いた時はサビだけでしたが、自分の気持ちを代弁した曲だと思いました。)
・レクイエム(この曲を聴いたことで祖母の死を受けいれられるようになりました。)
・心の戦士(2006年2月に東京駅近くの丸ビルで初めてアンジェラさんの生歌を聴きました。しかも最前列で。)
スポンサーリンク
コメント