久しぶりの連載。連載のネタが思い付かず、連載を中断していた。最近になって、ネタを見付けられるようになってきたので、自分のブログの連載を再開する。
2018年5月現在、筆者は毎週土曜日にテレビ朝日で放送されている「おっさんずラブ」というテレビドラマを観ている。この連載を書いている時点で、5話まで放送された。このテレビドラマを簡単に説明すると、不動産会社営業部で働いている田中圭さん演じる春田創一が、同営業部の部長である吉田鋼太郎さん演じる黒澤武蔵に恋愛感情を持たれて告白されたり、本社から異動になった同営業部の後輩である林遣都さん演じる牧凌太に告白されて付き合うという話である。おっさんずラブというテレビドラマが土曜日の深夜に放送されるということもあり、筆者は、金曜日の仕事が終わって自宅の最寄り駅から自転車で帰る時におっさんずラブの話の展開を予想してしまう。それぐらい、久し振りに好きになった日本のテレビドラマである。
おっさんずラブを観ていて、1つ気になることがある。それは、異性愛者であると分かる発言をする春田創一が同姓愛者である牧凌太に告白されて付き合うことになったことで、春田創一の性的指向は「両性愛者」に変わったのか、それとも性的指向は異性愛のまま、同性(おっさんずラブの場合は、男性)と付き合うことになるのか。一体どっちなんだ。同性愛者と自認する人が同性の人と付き合うという話のテレビドラマや映画はあるけど、これまで異性愛者が同性愛者と付き合うという作品は観たことがないので、気になってしまった。もし、春田創一の性的指向が異性愛のまま、同性と付き合うというなら、春田創一の性的指向は何というのか、視聴者は気になってしまわないだろうか。
おっさんずラブというテレビドラマは、(筆者の記憶が正しければ)ゲイとかノンケといった性的指向に関する言葉が台詞に一切でてこない。そのため、ゲイという言葉が持つイメージによって作られるテレビドラマの印象というものを抱かずに観ることができる。だからなのか、筆者がおっさんずラブの話の展開を予想する時もゲイという言葉が持つイメージの影響を受けずに、話の展開を予想する。これは、今までにない体験である。
6話からのおっさんずラブは、春田創一が牧凌太と付き合ってからの話が中心になるらしい。そうなると、ますます筆者は春田創一の性的指向が何というのか気になってしまう。そうはいっても、おっさんずラブは視聴者に恋愛における性別というものを意識させずに登場人物の恋愛の話が進んでいく。
おっさんずラブは、男の人同士の恋愛を描いた日本のテレビドラマを語る上で外せないテレビドラマになりそうだ。
おっさんずラブ 公式WEBサイト
http://www.tv-asahi.co.jp/ossanslove/
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